肩こり

肩こりを感じたとき、どうしていますか?
「いつものことだから」と我慢したり、マッサージでその場をしのいでいる方も多いかもしれません。
肩こりはとても身近なお悩みのひとつですが、放っておくと頭痛・吐き気・めまいなど、さまざまな不調につながることがあります。
私たちは二足歩行で生活しているため、首や肩には日常的に負担がかかりやすい構造をしています。
姿勢のくずれや運動不足だけでなく、歩き方のくせによって肩こりが起こることもあるんです。
症状が悪化する前に、生活習慣や身体の使い方を見直していきましょう。
こちらでは、肩こりの主な原因や当院での施術内容、ご自宅でできるケアについてご紹介します。

肩こりのサイン、見逃していませんか?
- 肩や首が重だるい・張っている
- 肩を回すと痛みや違和感がある
- 目の疲れ、頭痛、めまいを感じる
- 朝起きたとき、肩がこわばっている
肩こりは「ただの疲れ」ではなく、体が発しているSOSかもしれません。
肩こりとは

肩こりとは、肩や背中、首すじなどがこわばって、だるさや重さ、痛みを感じる状態のことをいいます。
長時間の同じ姿勢や疲れが続くことで筋肉が硬くなり、血流が悪くなると、こりや痛みを感じやすくなります。
肩こりに関わる主な筋肉は、首から背中に広がる僧帽筋、首と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋(けんこうきょきん)、その深いところにある菱形筋(りょうけいきん)などです。
これらの筋肉がこわばると、血管が圧迫されて血流が滞り、筋肉に酸素や栄養が届きにくくなります。
その結果、さらに筋肉が硬くなるという悪循環が起きやすくなります。
肩こりとよく似た症状で四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)がありますが、これは肩関節のまわりで炎症が起きることによる痛みで、肩こりとは少し違う原因で起こりますので混同すると改善は期待しにくくなります。
肩こりの主な症状と原因
肩こりの症状
肩こりの主な症状は、首から肩、背中にかけてのこわばり・だるさ・重さなどです。
人によっては、肩が重く感じるだけでなく、動かしづらさや張るような痛みを伴うこともあります。
症状が強くなると、頭の血流が悪くなり、頭痛・めまい・吐き気などを引き起こすこともあります。
「ただの肩こり」と思って放っておくと、全身の不調につながることもあるため、早めのケアが大切です。
肩こりの原因
悪い歩き方
体が傾いたり、肩を大きく振って歩いたり、猫背のようにうつむいた姿勢で歩いていると、背骨のバランスが崩れ、首や肩に余分な負担がかかります。
こうした歩き方のくせが積み重なると、肩こりを引き起こしやすくなります。

デスクワーク
長時間のデスクワークで同じ姿勢を続けていると、肩まわりの血流が滞り、筋肉が硬くなってしまいます。
気づかないうちに肩に力が入りっぱなしになり、肩こりを感じる方が多く見られます。

スマホの使用
スマホを見るときに首を前に傾けた姿勢を続けると、首の自然なカーブが失われ、ストレートネックになりやすくなります。頭の重みをうまく分散できず、首や肩の筋肉に負担がかかることで、肩こりが起きやすくなります。
また、画面の見過ぎによって眼精疲労からくる肩こりもあります

姿勢の悪さ
悪い姿勢を続けていると、首や肩、背中などの偏った筋肉が常に緊張した状態になります。
筋肉がこわばることで柔軟性が失われ、結果的に肩こりへとつながります。
運動不足
運動不足が続くと血流が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなります。
この状態が続くと、筋肉がこわばりやすくなり、肩こりを感じやすくなります。

肩こりの原因はひとつではなく、
姿勢・生活習慣・体の使い方などが重なって起こることが多いです。
ご自身の生活の中で「思い当たること」がないか、少し意識してみましょう。
肩こりの主な施術法
当院では、肩こりの原因を肩だけでなく、歩き方や体の使い方のくせからも探る全身調整を行っています。
「肩がこっているのに、どうして肩以外も?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、肩こりは全身のバランスと深く関わっていることが多いのです。
初回の施術で行うこと
初めての施術では、肩のこり具合や痛み、肩や背中の動きや姿勢、歩き方などを丁寧に確認して、今の体の状態を把握します。
施術の流れ
筋肉のこわばりをやさしくほぐしたり、ストレッチや簡単な運動を取り入れたりして、血流や動きを整えていきます。
肩だけでなく、全身のバランスを整えることが、肩こり改善につながります。
施術後の変化とセルフケア
施術中や施術後の変化には個人差がありますが、多くの方が「肩が軽くなった」「肩が楽に動く」と実感されています。
日常生活での姿勢や体の使い方のアドバイスもお伝えするので、肩こりを繰り返さない体作りにもつながります。
肩こりは「ただの疲れ」と思われがちですが、正しいケアで楽になることができます。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
肩こりがつらいときの、やさしいセルフケア
「なんだか肩が重い」「首がこって頭まで痛い…」
そんなときは、少しだけ自分の体と向き合う時間をつくってみましょう。
無理をせず、心地よい範囲でほぐすことが大切です。
● 深呼吸しながらストレッチ
デスクワークの合間や家事のすき間時間に、首をゆっくり回したり、腕を伸ばしたりしてみましょう。
深く息を吐きながら行うと、こわばった筋肉が少しずつゆるんでいきます。
● 手のひら(母指球)をほぐす
スマホや家事などでよく使う手のひらの親指の付け根“母指球”は、首や肩ともつながる大切なポイント。
ここをやさしく押したり、もんだりすると、肩まわりの筋肉がほぐれやすくなります。
ハンドクリームを使いながらマッサージするのもおすすめです。
● 体を温めてリラックス
冷えは筋肉を緊張させ、肩こりを強める原因になります。
夜は湯船にゆっくり浸かって体の芯まで温めましょう。
お気に入りの入浴剤や香りを使うと、リラックス効果も高まります。
● 肩甲骨を動かして血流アップ
肩をぐるぐる回したり、肩甲骨を背中で寄せるように意識してみましょう。
1分でも体を動かすだけで、血の巡りが良くなり、スッキリ感を感じやすくなります。
● バッグやリュックの使い方を見直す
片側の肩ばかりに負担をかけていませんか?
リュックは背中に密着させ、肩紐を少し短めに調整すると、肩の負担を減らせます。
ショルダーバッグの場合も、左右交互に使う工夫が大切です。
● 肩全体のストレッチを取り入れる
壁を使った簡単ストレッチで、肩まわりをやさしく伸ばしましょう。
1. 壁に横向きで立ち、壁側の手をつきます(親指が上になるように)。
2. そのまま一歩前に出て、体を壁と反対方向にゆっくり回します。
3. 肩の付け根の伸びを感じたら、30秒キープ。
4. 反対側も同様に行いましょう。
● スマホ操作時の姿勢を見直す
スマホをうつむき姿勢で長時間使うと、首や肩に負担がかかります。
目線の高さまで持ち上げ、長時間連続で使わないよう意識しましょう。
肩こりは、がんばるあなたの体からの「ちょっと休んでね」というサインです。
少しずつ、毎日の生活にやさしいケアを取り入れて、肩も心も軽やかに保ちましょう。
肩こりにならないための予防法と身体のケア方法
忙しい毎日、つい無意識に肩に力が入っていませんか?
肩こりを予防するには、少し意識を変えるだけでも効果があります。
毎日のちょっとした習慣で、肩の負担を減らしていきましょう。
● 正しい歩き方を意識する
歩き方のくせが肩こりを引き起こすこともあります。
足元から姿勢を整えるオーダーメイドインソールなら、歩くたびに肩や背中の負担を減らすサポートになります。
「歩き方を整えたい」と思ったら、ぜひご相談ください。
● 手のひら(母指球)をほぐす
手のひらの親指の付け根は、首や肩につながる筋膜と関わりがあります。
ここをやさしく押したり、もんだりすると、肩まわりの筋肉がほぐれやすくなります。
家事やスマホの合間でも簡単にできます。
● 正しい姿勢を意識する
猫背や反り腰は肩への負担を強めます。
立っているときはおへそに軽く力を入れ、天井から糸で引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばすと、自然に肩の力も抜けます。
● 適度に体を動かす
血流が滞ると肩こりになりやすくなります。
ウォーキングやラジオ体操など、無理のない範囲で体を動かしましょう。
ちょっとした運動でも、肩まわりのハリが軽くなります。
● こまめに休憩を取る
デスクワークやスマホ操作を長時間続けると、首や肩が固まりやすくなります。
1時間に1回は立ち上がって肩を回したり、腕を上に伸ばしたりして、軽くリフレッシュしましょう。
● バッグやリュックの使い方を見直す
片方の肩ばかりに負担をかけていませんか?
リュックは背中に密着させ、肩紐を少し短めに調整すると、肩の負担を減らせます。
ショルダーバッグの場合も、左右交互に使う工夫が大切です。
● 肩全体のストレッチを取り入れる
壁を使った簡単ストレッチで、肩まわりをやさしく伸ばしましょう。
1. 壁に横向きで立ち、壁側の手をつきます(親指が上になるように)。
2. そのまま一歩前に出て、体を壁と反対方向にゆっくり回します。
3. 肩の付け根の伸びを感じたら、30秒キープ。
4. 反対側も同様に行いましょう。
● スマホ操作時の姿勢を見直す
スマホをうつむき姿勢で長時間使うと、首や肩に負担がかかります。
目線の高さまで持ち上げ、長時間連続で使わないよう意識しましょう。
肩こりは、がんばるあなたの体からの「ちょっと休んでね」というサインです。
少しずつ、毎日の生活にやさしいケアを取り入れて、肩も心も軽やかに保ちましょう。