「姿勢が悪いですね」
そう言われた経験がある方は多いと思います。
猫背や反り腰、
骨盤の歪みなど、
“姿勢”について気にされている方は非常に多いです。
実際、
腰痛や肩こりがあると、
「姿勢が悪いから痛いんだ」
と思ってしまいますよね。
もちろん、
姿勢によって、
体へ負担がかかりやすくなることはあります。
ですが、
ここで一つ考えなければならないことがあります。
それは、
「なぜ、その姿勢になっているのか?」
ということです。
「姿勢が痛みの原因」と思われがちですが、
実際はそれだけでは分からないことも多くあります。
“姿勢が悪い”にも理由があります
例えば、
”肩が凝る”という悩みの方がいて
その人が猫背だった場合、
「背筋を伸ばしましょう」
と言われることは少なくありません。
場合によっては、何らかの方法で
”背筋の矯正”みたいなものをするかもしれません
もちろん、
それで楽になる方もいます。
ですが、
背筋を伸ばそうとしても、
すぐ元に戻ってしまう・・・
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
体は、
やりにくい姿勢をわざわざ選び続けるわけではありません。
少なくとも、
その姿勢の方が“今は楽”だから、
体はその姿勢を選んでいるわけです
そのため、
姿勢だけを無理に変えようとしても、
楽な方に戻るのは必然ですね
なぜその姿勢が楽なのかを見なければ、
結局また元に戻ってしまいます
姿勢は、「結果」として現れていると考えましょう
体は本来、
様々な場所が連動しながら動いています。
そのため、
どこか一部分に問題が起こると、
体はバランスを取ろうとして、
別の場所で調整を始めます。
例えば、
足の指にうまく体重が乗せられない状態だったとします。
足指でしっかり体重を支えられないと、
体の重心は後ろへ偏りやすくなります。
すると、
そのままでは立った時のバランスが取りにくくなるため、
体のどこかを前へ持っていき、
無意識にバランスを取ろうとします。
それが背中で起これば、
「猫背」のような姿勢になるかもしれませんし、
頭を前へ出すような形で起これば、
「ストレートネック」のように見えるかもしれません。
もちろん、
これはあくまでも一例です。
ですが実際には、
このように体は、
“どこかの問題をかばった結果”
として姿勢を変化させていることがあります。
つまり、
“姿勢が悪い”ことだけが問題なのではなく、
「なぜ、その姿勢になっているのか?」
を見ることが大切になります。
姿勢だけを変えようとしても、うまくいかないことがあります
例えば先ほどのように、
足の指へうまく体重が乗らず、
体の重心が後ろへ偏っていたとします。
その状態で、
猫背だけを無理に伸ばしてしまうとどうなるでしょう?
体は、
猫背になることでバランスを取っていたわけですからいたわけですから
今度は別の場所で無理をしなければならなくなります。
例えば、
腰を反ってバランスを取ったり、
首や肩へ力を入れて支えたり・・・
結果として、
「良い姿勢を意識しているのにしんどい」
という状態になってしまいます。
もちろん、
姿勢を意識すること自体が悪いわけではありません。
ですが、
なぜその姿勢になっているのかを見ないまま“形”だけを変えようとしても、
体は結局、
その姿勢にはうまく馴染めないのです
本当に大切なのは、“動きの中で何が起きているか”です
ここまで読んでいただくと、
「じゃあ、姿勢は見なくていいの?」
と思われるかもしれません。
もちろん、
そんなことはありません。
姿勢を見ることで分かることもありますし、
体の状態を知るための大切な情報の一つです。
ですが、
姿勢はあくまでも“結果”として現れていることがあります。
そのため、
姿勢だけを見て原因を決めつけてしまうと、
問題の本質を見逃してしまう可能性があります。
そもそも、
痛みの多くは
“動き”の中で出現します。
例えば、
「腕を上げたら肩が痛い」
「首が痛くて顔を上げられない」
「歩くと膝が痛い」
といった感じです。
つまり、
“動いて痛い”のであれば、
“動きを見る”必要があります。
・なぜその動きで痛みが出るのか
・どう動けば痛みが軽くなるのか
・どこへ負担が集中しているのか
こういった部分を見ていくことで、
初めて
「なぜ不調が起きているのか」
が見えてくることがあります。
そのため、
姿勢だけを見るのではなく、
“動いた時に、体の中で何が起きているのか”
を見ることが大切になります。
からだラボで大切にしていること
からだラボでは、
“姿勢”だけを見て、
不調の原因を決めつけることはしません。
もちろん、
姿勢を見ることで分かることもあります。
ですが、
それだけでは、
問題の本質が見えないことが多々あります。
例えば、
頭部前方位(頭が前に出た)の
「ストレートネック」が問題だったとして
通常は
頭を後ろに下げたり
首の前弯(反る形状)を作ったりしますが
胸を前に出しても
頭の前方位は軽減しますし
腰や足が前に出ても軽減するかもしれません
どれがいいかは姿勢を見ただけでは判断できませんね
そのため、
・歩き方
・立ち上がり方
・体重の乗り方
・痛みが出る時の動き
などを確認しながら、
スムーズかつ痛みの出ない形を探していきます
姿勢のような見た目の形は
体の構造自体が破綻していることもあれば
体をうまく支えるために
そうなっている場合もあり様々です。
別の場所をかばった結果として、
その姿勢になっている方もいます。
見た目だけでの判断は
かなり難しいとお思います
だからこそ、
“形”だけを変えるのではなく、
「なぜそうなっているのか?」
という部分を大切にしながら、
体全体を見ていくことが重要になります。
まとめ
「姿勢が悪いから不調になる」
そう言われることは少なくありません。
もちろん、
姿勢によって、
体へ負担がかかりやすくなることはあります。
ですが、
“姿勢”は、
あくまでも結果として現れている可能性が高いです。
そのため、
姿勢だけを無理に変えようとしても、
なぜその姿勢になっているのかを見なければ、
結局また元に戻ってしまいます。
大切なのは、
「姿勢が良いか悪いか」
だけではなく、
・なぜその姿勢になっているのか
・どんな動きで負担がかかっているのか
・どうすれば体が楽に使えるか
といった部分を見ることです。
「姿勢を意識しているのに変わらない」
「良い姿勢を頑張るほどしんどい」
そんな方は、
一度“姿勢”だけではなく、
“動き”から体を見直してみることも大切かもしれません。
ご案内
からだラボでは、
“姿勢”という見た目だけでなく、
・歩き方
・体重の乗り方
・動いた時の負担
・どこが頑張りすぎているのか
などを確認しながら、
体全体の動きを見ていきます。
「姿勢を意識しているのに変わらない」
「良い姿勢を頑張るほどしんどい」
「姿勢矯正をしても戻ってしまう」
そんな方は、
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