お皿のすぐ下が痛い…。それ、本当に「使いすぎ」だけでしょうか?

ジャンプをした時
走った時
階段を上った時

お皿のすぐ下(スネの一番上)が痛い。

そんな症状で悩まれている方はいらっしゃいませんか?

成長期ではオスグッド、大人ではジャンパー膝と呼ばれることがあります。


一般的には、
「使いすぎですね。」
「太ももの筋肉が硬いからですね。」
と説明されることが多い症状です。

もちろん、それらは関係していると考えられています。

実際に、オスグッド(オスグット・シュラッター病)やジャンパー膝では、大腿四頭筋の柔軟性や、繰り返されるスポーツ動作との関連を示した研究も多数報告されています。

しかし一方で、

「スポーツはしていないのに、お皿の下が痛いんです。」
という方も少なくありませんし

もし本当に原因が「スポーツをしていること」だけなら、そのスポーツを続ける限り痛みは避けられないことになります。

しかし実際には、同じスポーツを続けていても痛くならない人もたくさんいます。

では、なぜその人だけ痛くなったのでしょうか。

今回は、この「なぜ?」という視点から、オスグットやジャンパー膝のような膝の前側の痛みについて考えていきたいと思います。


目次

オスグッド・ジャンパー膝で共通していること

オスグッドは膝蓋腱が付着する脛骨粗面、ジャンパー膝は膝蓋腱そのものに痛みが出ることが多い症状です。

痛みが出る場所には違いがありますが、どちらも膝蓋腱や、その付着部へ繰り返し負担がかかるという点では共通しています。

そのため、

ジャンプやダッシュなど、膝を繰り返し使うスポーツでは起こりやすいと考えられています。

ここまでは、多くの方がご存じかもしれません。

しかし、

ここで一つ疑問があります。

同じようにジャンプやダッシュを繰り返していても、痛くなる人とならない人がいます。

また、

スポーツをしていないのに、お皿の下が痛くなる方もいらっしゃいます。

では、なぜ膝蓋腱へ負担が集中したのでしょうか。

私は、この「なぜ?」を考えることが、とても大切だと思っています。


「太ももの筋肉が硬い」が本当の原因でしょうか?

オスグッドでは、

「太ももの筋肉が硬いからですね。」

と説明されることがあります。

確かに、それは一つの要因かもしれません。

ですがからだラボでは
「硬いから負担がかかる」のではなく、負担がかかり続けた結果として硬くなっていると考えます。

筋肉は、必要があって働きます。

そして、働き続ければ疲れ、硬さとして現れることもあります。

つまり、

筋肉は何もないのに勝手に頑張るわけではありません。

「なぜ、その筋肉が頑張り続けなければならなかったのか。」

そこに目を向けることが大切だと考えています。

だから、
筋肉の硬さそのものではなく、

「その筋肉を頑張らせている理由」
を探すことが重要になります。


からだラボ が歩き方を見る理由

からだラボでは、
患部へどのような負担がかかっているのかを知るために、
「歩き方」を評価しています。

興味深いことに、
オスグッドの研究では、キック動作で重心が後方に残る選手ほど発症しやすかったという報告があります。

もちろん、これはキック動作を調べた研究であり、
歩行との関係を直接示したものではありません。

しかし、
臨床では、オスグッドやジャンパー膝で来院される方の多くに
歩行やその他の動作でも後方重心が見られます。

後方重心になると、後ろに残った重心のまま体支えるために、
体の前側の筋肉を使って引っ張る必要があります。

その結果、
大腿四頭筋などが働き続ける場面が増え、
膝蓋腱や脛骨粗面へ負担が集中しやすくなると考えています。

歩行は、無意識に行われる動作であり、
私たちが毎日何千歩も繰り返している動作です。

だからこそ、
その人の体の使い方や、負担のかかり方が最も現れやすい動作でもあります。

そのため、からだラボでは痛い場所だけではなく、歩き方全体を評価しています。


大切なのは「なぜ、その使い方になったのか」

オスグッドやジャンパー膝は、「使いすぎ」だけでは説明できないことがあります。

本当に大切なのは、

「なぜ、その人だけ膝の前側へ負担が集中したのか」

という視点です。

歩き方や体の使い方には、一人ひとり理由があります。

からだラボでは、痛い場所だけを見るのではなく、
歩き方全体を評価しながら、
その理由を一緒に探していきます。

本当に必要な対策は、痛い場所を見るだけでは見えてきません。

「なぜ、その症状になったのか」。

その理由を知ることが、改善への第一歩になるのです。

■ まとめ

オスグッドやジャンパー膝は、

「使いすぎ」や「太ももの筋肉が硬い」

だけでは説明できないことがあります。

もちろん、それらも関係しているかもしれません。

ですが、

なぜ、その人だけ膝蓋腱へ負担が集中したのか。

そこまで考えることが、本当に大切だと考えています。

からだラボでは、痛い場所だけではなく、歩き方や体の使い方全体を評価し、

「なぜ、その症状になったのか」

という視点から原因を探していきます。


ご案内

膝の前側の痛みでお困りの方へ

「使いすぎと言われたけれど、なかなか良くならない。」

「ストレッチを続けても変わらない。」

「スポーツを休んでも、また痛くなる。」

そのような方は、膝だけではなく、歩き方や体の使い方に原因が隠れているのかもしれません。

からだラボでは、一人ひとりの歩き方を評価し、膝へ負担が集中する理由を一緒に探していきます。

お皿の下の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

スポーツを続けながら改善を目指すためにも、
まずは「なぜ、その負担が膝へ集中しているのか」を一緒に考えてみませんか。

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