筋肉が硬いと、体にとって良くない。
そう思っていませんか?
・肩がこるのは筋肉が硬いから
・腰が痛いのは体が硬いから
・だから、ほぐさないといけない
こう考えている方は、とても多いと思います。
実際に、マッサージやストレッチで
筋肉や体をやわらかくすると楽になることもありますよね。
ですが、
「ほぐしてもまた元に戻る」
そんな経験はありませんか?
もしそうだとすると、
その“硬さ”は、ただ悪いものではない可能性があります。
実は筋肉や体の硬さには、
体にとって必要な理由があることも少なくありません。
■ 結論:筋肉が硬い=原因とは限らない
結論からお伝えすると、
筋肉が硬いこと自体が、痛みの原因とは限りません。
むしろ多くの場合、
筋肉の硬さは“結果”として現れていることがあります。
筋肉は、
体を支えたり、動きを成立させるために働いています。
そのため、
必要に応じて、あるいは必要に迫られて、筋肉は硬くなることがあります。
例えば、
・体を支えるため
・動作を成立させるため
こうした理由で、
筋肉が働き続けている状態です。
つまり、
「硬くなっている=悪」とは限りません。
だからこそ、
なぜその筋肉が頑張っているのかを見極めることが大切です。
■ 必要な硬さと、そうでない硬さがある
ここで大切なのは、
すべての筋肉の硬さが同じではないということです。
筋肉の「頑張り」には、
・必要だから頑張っているもの
・無駄に頑張っているもの
の2つがあります。
無駄に頑張っている筋肉は、
緩めることで楽になることがあります。
ですが、
体を支えたり、動作を成立させるために必要な筋肉まで緩めてしまうと、
体をうまく支えられなくなります。
その結果、
・動作が不安定になる
・別の場所がさらに頑張るようになる
・今まで以上に負担がかかる
といったことが起こります。
必要だから頑張っている筋肉をマッサージで緩めると、
その時は楽になりますが、また硬くなっていきます。
そして、
「前より強く押してもらわないと効かない」
と感じるようになり、
マッサージの強さが回を重ねるごとに強くなっていきます。
これ、よくある話です。
■ なぜマッサージで一度は楽になるのに戻るのか
先ほどお伝えしたように、
筋肉は体を支えたり、動きを成立させるために働いています。
マッサージで一時的に楽になるのは、
普段頑張っている筋肉の緊張がゆるんだり、血流が良くなるためです。
ですが、
動きの中での負担が変わっていなければ、
同じ場所に再びストレスがかかります。
その結果、
痛みはまた戻ってしまいます。
つまり、
「硬さ」だけを変えても、
硬くなる原因が残っていれば、
体は同じ状態に戻ろうとします。
当然と言えば当然ですね。
■ 本当に大切なこと
大切なのは、
・どこが硬いか
ではなく
・なぜその筋肉が硬くなっているのか
を知ることです。
ただ筋肉をほぐすだけでは、
その場では楽になっても、
同じ状態を繰り返してしまうことがあります。
本当に見るべきなのは、
・どんな動きの中で負担がかかっているのか
・なぜその筋肉が頑張らなければいけないのか
という点です。
その原因が分かれば、
無理に緩めなくても、
自然と筋肉の状態が変わっていくこともあります。
こうした視点が、
根本的な改善につながっていきます。
■ ご案内
もし今の痛みを繰り返したくない方は、
一度ご自身の体の使い方を見直してみることが大切です。
からだラボでは、
動きや歩き方をもとに負担の原因を評価し、
その場で変化を確認しながら施術を行っています。
まずはこちらをご覧いただくことで、痛みの考え方がより整理できます



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