痛い場所が“悪い”とは限らない?|なぜ同じところに痛みが出るのか


「痛いところが悪い」

そう思っていませんか?

・肩がこるから肩をほぐす
・腰が痛いから腰をマッサージする

多くの方が、
痛みが出ている場所に対して
何かしらのケアをしていると思います。

実際に、その場では楽になることもありますよね。

ですが、

「楽になるけど、また戻る」
そんな経験はありませんか?


目次

痛い場所=原因とは限らない

結論からお伝えすると、
痛みが出ている場所が、
必ずしも原因とは限りません。

例えば、

「転んで肘をぶつけた」場合、
ぶつけた肘の組織に問題が起きている可能性が高いです。

また、

「首を強くひねった」場合も、
その衝撃によって首の組織に負担がかかっています。

このように、
原因がはっきりしているケガの場合は、
“痛い場所=原因”と考えられることが多いです。

ですが、

ぶつけたわけでもなく、
ひねったわけでもないのに、

「気づいたら腰が痛くなっていた」
というようなケースはどうでしょうか?

こうした
“原因がはっきりしない痛み”の多くは、

その場所が日頃から負担を引き受けてきた結果として、
痛みが出ていることが少なくありません。

なぜそうなるのか

体は、
一部分だけで動いているわけではありません。

どこかスムーズに動けない場所があると、
別の場所がその分を補うように働きます。

その結果、
本来負担がかかるはずのない場所に、
無理な使い方が生まれてしまいます。

その積み重ねが、
やがて痛みとして現れることがあります。

つまり、

痛みが出ている場所は、
「悪い場所」ではなく、
「負担を引き受けている場所」であることが多いのです。

右の写真は、
体の“反り方”の違いを表しています。

左は、
背中から首まで全体を使って、
バランスよく反れている状態です。

一方で右は、
首の動きが少ないまま反ろうとしているため、
その分を腰を強く反ることで補っています。

つまり、
本来首で分担されるはずの動きを、
腰が肩代わりしている状態です。

同じような反る動きでも、
体の中では負担のかかり方が大きく変わっています。


もしこの状態で腰に痛みが出ている場合、
腰そのものだけでなく、
動きの少ない首に目を向けることが重要になります。

首がスムーズに動くようになることで、
腰にかかる負担が分散され、
結果として痛みの軽減につながることが期待できます。


本当に見るべきポイント

大切なのは、

「どこが痛いか」ではなく
「なぜそこに負担がかかっているのか」
を見ることです。

痛みが出ている場所は、
あくまでも“結果”として現れていることがあります。

そのため、
その場所だけを見ていても、
根本的な原因にはたどり着けないことがあります。

本来は、

・どの動きの中で
・どこに負担がかかり
・なぜそこに集中しているのか

といった流れで体を見ていくことが大切になります。

からだラボで大切にしていること

そのため、からだラボでは、
痛みが出ている場所だけで判断するのではなく、
実際の動きの中で体の使い方を確認することを大切にしています。

例えば、

・どの動きで負担がかかっているのか
・どこがうまく使えていないのか
・どのように補って動いているのか

といった部分を見ていくことで、
負担のかかり方を把握していきます。

さらに、
体をどう使うことでスムーズな動きになるのかを確認し、
負担の少ない動きへと整えていきます。

そうすることで、
痛みが出ている場所だけでなく、
その背景にある原因にも目を向けることができます。

まとめ

痛みが出ている場所は、
必ずしも原因そのものとは限りません。

体は一部分だけで動いているわけではなく、
動きの中で負担が分担されながら成り立っています。

そのため、
どこかがうまく動かない状態があると、
別の場所に負担が集中し、
痛みとして現れることがあります。

大切なのは、

「どこが痛いか」ではなく
「なぜそこに負担がかかっているのか」

という視点で体を見ることです。

最後に

もし、

・同じ場所に何度も痛みが出る
・ケアをしてもなかなか変わらない

といった場合は、
痛みが出ている場所以外にも目を向けてみることが大切です。

体の使い方を見直すことで、
今までとは違った変化が見えてくるかもしれません。

ご案内

もし今の痛みを繰り返したくない方は、
一度ご自身の体の使い方を見直してみることが大切です。

からだラボでは、
動きや歩き方をもとに負担の原因を評価し、
その場で変化を確認しながら施術を行っています。

この内容とあわせて読んでください

まずはこちらをご覧いただくことで、痛みの考え方がより整理できます

ご自身の状態を知りたい方は、こちらをご利用ください



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